高市早苗首相が7月20日、X(旧・ツイッター)に〈総理就任以来、0時間〜3時間睡眠が常態化〉と投稿したことで、首相の日常生活に注目が集まっている。高市首相は、その理由として、〈平日は、公邸に戻ってから、風呂掃除、入浴、夕食、夕食後の洗い物、洗濯、簡単な掃除まででプライベートな時間は精一杯で、後の深夜時間帯は明け方まで官邸から持ち帰りの資料読みや国会答弁資料読みに追われます〉と投稿している。

「文藝春秋」では、高市首相の夫・山本拓氏が、知られざる公邸の生活についてインタビューで明かしていた。その一部を紹介します(文中敬称略)。

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公邸の防音室でドラムを叩く妻

 激務に励む高市のストレス解消方法は、何なのか。4月10日、高市は英ロックバンド「ディープ・パープル」のメンバーと面会し、「夫と喧嘩したら(同バンドの代表曲の)『バーン』を(ドラムで)叩いて呪いをかけています」とジョークを飛ばしたが、拓も実際に高市が公邸内のドラムを設置した部屋に入っていくのを見たという。

「公邸には防音室が一つあるから、高市はそこでドラムを叩いている。赤坂の議員宿舎に住んでいた頃も、彼女はイヤホンをつけて電子ドラムを演奏していた。何の音楽を聴きながら叩いてるのか俺は知らんけど」

“総理の夫”山本拓氏 ©時事通信社

――よく喧嘩はする?

「昔から喧嘩しなかった。俺と高市はもう年もとったし、お互いのパターンを分かっているんや。2人とも政治家やからな。政治家は、自分の意見を通そうとすると、喧嘩になるじゃない。俺たちも外では、いろんな人と言い争いをしてきた。何を言えば、相手と揉めるかはわかるんよ。似たもの同士の老夫婦やから、仲良くしてるんよ」

自由党結成時の山本拓氏(後列左)、高市早苗氏 ©時事通信社

 高市は関節リウマチを患っていることを公言している。ちまたでは、総理の体調管理を心配する声もあるが、拓は「食欲も充分で、元気だ」と太鼓判を押す。

「一病息災といってね、ひとつ病気を持っていると、定期的に検診を受けるからかえっていいんですよね。(衆院選中の)手の問題にしても、熱心な支援者がぎゅーっと握手して手が痛くなるというのは、今にはじまったことじゃない。前から他の人の応援にあちこち行って、帰ってくるたびに『あ〜。腕が痛い、腕が痛い』って繰り返していました。