初めて国技館に行くなら、何も知らずに席を選ぶのはもったいない。それぞれの席種には、知っておくべきメリットとデメリットがある。
第69代横綱・白鵬が監修した『7つのキーワードでまるわかり 大相撲 サンクチュアリの深淵』(主婦と生活社)から、賢い席選びと最新のお土産事情を紹介する。(全4本の2本目)
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「撮影禁止」「力士が落ちてくる」席ごとのデメリットも
観客席にはいくつかの種類があります。相撲見物で一番最初に思い浮かべるのが升席だと思います。これは1階にある、四方をパイプで区分けされた席で、主に4人用です。座布団が人数分並べられており、比較的土俵に近いことから臨場感を楽しめる一方で、4人で座ると少し窮屈なことと、足が疲れやすいというデメリットもあります。
また、土俵に近いところに座布団だけ設置されている席が溜席です。土俵に限りなく近いことから、升席よりもさらに力士を間近で見ることができる特別な席で、人気も高いのですが、位置の関係で飲食ができず、スマートフォンなどでの撮影も禁止されています。また土俵から力士が席に落ちてくる可能性を考慮する必要もあります。
椅子席は2階なので土俵から離れており、求めやすい価格設定です。足は非常に楽ですし、枡席や溜席と比べるとトイレなどで席を外す際にも動きやすく、一番上の席でも取組の様子が肉眼でも追えるので、高齢の方には特にお勧めです。
国技館限定のガチャ、引退相撲のチケットも…相撲観戦のお土産
相撲観戦のお土産は少し前と比べるとかなり質が上がっています。職場の同僚や家族に渡してもかなり喜ばれるものばかりと言っていいでしょう。
四股名が書かれたタオルやうちわといった応援グッズはもちろん、力士や裏方さんをあしらったチョコレートやクッキーといったお菓子、国技館限定のガチャ、さらには力士の顔をプリントしたフェイスパックやかぶりものといった脱力系のお土産も完備しており、用途に合わせて購入できるのが嬉しいところです。
また、国技館では親方が売店で売り子さんを務めることがあり、ほかの売店とは比較にならないほどの人気を誇っていますし(2026年5月現在)、引退相撲のチケットを親方本人が手売りしていることもあります。
最近は相撲グッズを販売するオンラインサイト「すも~る」が大変充実しているのですが、会場には現地でしか買えないものや親方に会えるというメリットもあります。お土産の種類も豊富ですので、ぐるっと回って確認してみると楽しいと思います。

