大相撲のインバウンド需要が高まる中、「チケットが取れない」という声が相撲ファンの間で急増している。一般販売からお茶屋さんまで、チケット入手の手段はいくつかあるが、それぞれどんな特徴があるのか。

 第69代横綱・白鵬が監修した『7つのキーワードでまるわかり 大相撲 サンクチュアリの深淵』(主婦と生活社)から、賢いチケット入手術を伝授する。(全4本の3本目)

白鵬(撮影:有坂政晴)

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当日券なし! 3つのタイプから選べる前売り券

 大相撲観戦における席の種別は大きく分けて3つあります。土俵に一番近い溜席、四方をパイプで囲んだ升席、そして椅子席です。

 料金については、開催場所と席の種別に応じて細かく決められていますが、2026年5月の東京開催では、1名当たり溜席が2万円、平日の升席が8500円~1万4000円、平日の椅子席が9000円~2500円です。また、土日祝日の場合はこれに500円~1000円の割増料金が発生します。

 注意したいのは升席です。基本的には4名用ですので一つの升に対して4名分の料金が必要です。4人升S席であれば、平日5万6000円(1万4000円×4名)ということになります。

 席種については、溜席は一律ですが、升席にはS・A・B・Cがあり、さらに一人升から6人升までが用意されています。ただし大部分は4人升なので、そのほかの席は数に限りがあります。また椅子席もS・A・B・C・Dがあり、土俵に近いほど料金が高くなります。

 かつては当日券もありましたが、現在は前売り券指定席のみとなっています。