――グラビアに挑戦してみて、よかったことは何でしょう。

不破 ずっと目指していた職業につけた、それだけで幸せなことです。胃がんになるまではパーソナルジムに通ってハードに体を追い込んだので、自分と向き合えたのもよかった。あと、アイドル時代の私を知らない人がファンになってくれたことも自信になりました。

 

怒り出してしまったファン

――それまでのライブアイドルとしての活動において、特につらかったことはありますか。

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不破 活動初期からずっと応援してくれていたファンの人との関係性が変わってしまったことがありました。きっかけは郵便事故で。当時、ライブの物販で買ってくれた人のなかで希望者には、グッズを郵送していました。こちらはきちんと郵送を行ったのですが、郵便局のミスで品物が返送されてきてしまったんです。私は遅くなってしまったお詫びをDMで送信したんです。

――問題のない対応にみえますが。

不破 郵便物には、もともとお買い上げいただいた人に向けた手紙を入れていました。恥ずかしい話、その手紙の字があまり可愛らしい字ではなくて……。そうすると、そのファンの方が「これは本人の字ではなく、スタッフに書かせたものに違いない」と怒り出してしまったんです。間違いなく私が書いたものではあるのですが……。

 

――誤解されてしまった。

不破 そうですね、とても熱心なファンの方だっただけに、そのあとアンチになってしまったのが非常に心苦しくもあり、また残念でもありました。

――アンチからの行動に悩まされた経験もある。

不破 ネットでさまざまな誹謗中傷を書かれたこともありますが、もっとも困ったのはレギュラーで出演しているラジオ番組に苦情の投書が届いたことでしょうか。

 当時、ラジオ番組に出演するときはなるべくいつもよりも高いテンションでお届けしようと意識していました。すると、「酔っ払っているのではないか」「酒を飲んでいる演者を出演させていいのか」と苦情が来たようで。

 スタッフは私が飲酒をしていないことを当然に知っていますが、苦肉の策として、その番組から一定期間離れることになりました。こういった実害は本当に困惑しましたね。

次の記事に続く 「首を絞められている感覚」「袋いっぱいに血を吐いた」…スキルス胃がんで胃を全摘したアイドル・不破梨衣(49)が直面した“あまりに過酷な術後”《ダンピング症候群》

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