普通の化粧品では隠れなかった

――「あざ隠しメイク」をはじめたのも思春期の頃?

あざみ 中学の時にコンシーラーの存在を知って、「これで隠せるかも」と思って手に入れたんですけど、全然隠れなかったんですよね。

あざ隠しメイクの技術を発信している(本人SNSより)

――目のクマとかシミ隠しなんかに使うメイク道具ですよね。

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あざみ 普通のコンシーラーじゃ全然でしたね。でも、コンシーラーで隠せたら隠せたであざを気にしてることがバレるな、っていう謎の葛藤もあって。

 あざは隠したいけど、隠すにしても、気にしていることがバレないように隠したいという、非常に揺れる気持ちでメイクをはじめていました(笑)。

 そのうち高校生になり、周りにメイクしている子が増えたこともあって、がっつりやるようになるんですけども。

メイクをしてから変わったこと

――がっつりメイクをした結果、現在のような、まったくあざがわからない「あざ隠し」が成功して。

あざみ そうですね。一緒の高校に通っていた子でも、私にあざがあることを知らない子もいたくらいなんで、隠せていたと思います。もうめちゃくちゃにただ塗りたくるメイクでしたけど。

メイクをした後のあざみさん(本人SNSより)

――あざを完璧に隠すようになって、メンタルにも変化がありましたか。

あざみ それまでは周りから見られていたと思うんで、周囲の視線とぶつからないよう、あんまり周りを見ないで歩いてたんですけど、メイクしてからは人の視線が気にならなくなりました。

 それまでは写真を撮る時も髪で顔を隠してましたけど、高校生の時の写真を見るとそれもちょっと和らいでたり、あとは、初対面の人と会う時のストレスが減りました。

――初対面の人はストレスになっていたんですね。

あざみ 「どうしたの?」って聞かれるのがもう面倒になっていたんです。特に、男の人と会うのは嫌でしたね。

――男性の場合、どんな反応が多かった?

あざみ 男女ともに同じくらい質問はされるんですけど、その後の反応がこう……男性の方が明らかに優しくないっていうか。「あの男の子が気持ち悪いって言ってたよ」とかって人づてに言われることもありましたし。まあ、そう伝えてくる人もどうかと思いますけど。

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