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「レギュラーになる実力はなく、ベンチ入りしたことすらなかった。そして、肩を痛めて投げられなくなってしまった」(野球部員)
木山は「筋トレ」と「トラブル」で己の存在を証明しようとした。
後輩には当たりが強かった
「『負けたくない』と思っていたのか、体を鍛えていた。後輩が揉めていると『やれよ!』とけしかける。活躍している同級生にはオラつかないけど、後輩には当たりが強かった」(同前)
高校卒業後、地元の駿河台大学に進学。野球を続けたが、芽は出なかった。野球部メンバーが振り返る。
「肩くらいまである茶髪のロン毛で、普通の田舎の大学生風でした。2年生になって急に『辞める』と言って、辞めちゃったんです」
その頃、木山は西東京随一の歓楽街、立川という新天地に身を置き始める。06年、21歳の彼は、立川のスカウト集団Lの門を叩いたのだ。(続く)
