その背景にあると疑われるのが、学校や教育委員会に根強く残る、性暴力を隠そうとする風潮です。

 時に「事なかれ主義」ともとれる対応が、保護者たちが教育現場への不信感をさらに募らせる要因となっていることが、番組では明らかにされていました。

千葉県教育委員会が「性暴力」の集計を始めたが…

 一方、こうした閉鎖的な状況のなかで、ようやく独自の動きをみせ始めた自治体もあります。

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 千葉県教育委員会は、2025年度中に県立高校から報告を受けた生徒間の性暴力に関する事案が、2026年2月時点で計27件あったことを明らかにしました。

 県教育委員会が生徒間の性暴力について集計を行ったのは、全国で今回が初めてです。

 しかし、この数字もあくまで学校側から相談や報告が上がってきた数にすぎません。

 教育委員会側も、実態調査を網羅的に行っているわけではないため、学校現場で実際に起きている件数とイコールであるとは「断言できない」と強調しています。

 この27件という数字も、あくまで「氷山の一角」である可能性がきわめて高いでしょう。

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