武藤 稼ぎっていうのもそうだけどさ、やっぱりプロレスラーになったからには、どれだけ多くの人に夢を与えられるかっていう部分があるじゃん。そうなると島国の日本だけでやっているより、ワールドワイドなほうが当然、多いわけで。稼ぎも含めてだけど、そういうことだと思うよ。

――プロならばお金と名誉の両方を求めて、よりメジャーな舞台に挑戦するという。

武藤 そんなのプロレスだけじゃねえじゃん。サッカーもそうだし、野球だって日本のトップどころがメジャーに行って、村上(宗隆)なんかもすげえじゃん。

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――5月末にケガしてしまいましたが、びっくりするくらいホームランを打ってますね。

メジャーで活躍するホワイトソックスの村上宗隆 ©getty

武藤 ヤンキースの(アーロン・)ジャッジを超えてるんだから、すごいよ(26年5月時点)。この調子がいつまで続くかわからないけどね。向こうだって研究してくるからさ。

――村上宗隆は東京ヤクルトスワローズ時代も最高年俸6億円を稼いでましたけど、今、シカゴ・ホワイトソックスでの年俸は円換算で27億だって言われてますから、やっぱりゼロが一つ違うわけですよね。

武藤 それはおそらくプロレス界もしかりであってね。

――武藤さんは23年にWWE殿堂入りして以降、サイン会などで頻繁にアメリカに招かれてますけど、ことプロレス業界でも日本とアメリカの経済格差みたいなものは感じますか?