昭和改元から満州事変、日中戦争、太平洋戦争、敗戦と大日本帝国の終焉にいたるまでの歴史を、450点以上の貴重な白黒写真を最新のAI技術を活用してカラー化した写真で振り返る『AIとカラーでよみがえる戦争の昭和史』(宝島社)。
「戦争の時代」を再び迎えている今だからこそ、日本を戦争へ進ませた「時代の空気」と、戦争が日本に与えた多大なる影響について考えたい。
ここでは本書より、日本が戦争に向かっていく過程を捉えた写真6枚を特別にセレクトし、一部キャプションを再構成して掲載する。(全2回の1回目/続きを読む)
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(1)満州事変勃発後、満州から避難する日本人居留民たち
昭和6年(1931)9月18日、中国東北部を掌握し、日本とも協力関係を築いていた張作霖が爆殺される(柳条湖事件)。これを中国の謀略と見た関東軍により満州事変が勃発。その時、満州にいた日本人居留民は日本軍の占領地への避難をした。上の写真は吉林から長春に到着した日本人避難民。
(2)五・一五事件現場に佇む青年将校
昭和恐慌によって日本国内の財閥への不満が高まる中、昭和7年(1932)5月15日、海軍の青年将校を中心とする血盟団によるクーデター未遂事件が発生。満州国に反対していた犬養毅首相を殺害した。




