――大人になって、改めてお父さんとご自身が似ていると感じる部分はありますか?
天翔 似ている部分ですか。血を引いているなと思ったのは、本番に強いと言われるところでしょうか。芸能活動を始めてから、本番に集中し、成功させることが重要になってきました。自分では、もともと本番に強いという自覚があまりなかったんですけれど、いろいろな作品の監督さんや現場の方に言っていただくことが多いんです。
父も、自分は役者を始めたころからすごく本番に強かったと言っていたので、そこは受け継いだのかなと、芸能の仕事を始めてから気づきました。
誰に対しても「愛」「尊敬」「感謝」の心を持って接すること
――天音さんは、美しい映画や絵画など、「美」にこだわりがあるそうですね。自分の中で「美しさ」に対する強い思いがあるのでしょうか。
天翔 ありますね。私は、そもそも「美」という文字自体がすごく好きなんです。美しい人や物、絵、景色には、自分の心にある世界観とすごくマッチするものがあって。憧れる女性像としても、知性と品格があり、外見も内面も美しい人になりたいと思っています。心も含めて美しさを磨いていきたい。そこは、自分の中で絶対にブレないものがあります。
今回の『仮面ライダーアインズ』にも、美しさがあると感じています。女性らしさもありますし、どこか憧れを抱かせるような存在感やオーラを放っていると思うんです。美容やメイクもすごく好きで、今回、KATE「リップモンスター」とアインズのコラボが実現したことも、すごく嬉しかったです。
――美しさには、いろいろな幅があります。その中で、例えば映画や人物でもいいのですが、天音さんにとって美しいものの象徴は何ですか。
天翔 私がすごく美しいと思う女性像は、品格と知性があり、強さもしっかり持っていて、自分の意思や軸がブレない女性です。オードリー・ヘプバーンさんは、その象徴のような方だと思っていて、尊敬しています。容姿も端麗で、めちゃくちゃ美しいけれど、それが外見的な美しさだけではなく、内面からあふれ出るものがある方だと感じています。
心の美しい人は、年齢を重ねていくと、その人の生き方や人格が雰囲気や表情に出てくると思うんです。常に思いやりや謙虚さ、愛、感謝、尊敬の心を持ち、心の成長を止めない。内面も外見も美しい女性がすごく素敵だと思います。
――自分の中で大切にしている言葉はありますか。
天翔 先ほどと重なるんですが、芸能活動を始めてから、ずっと忘れないでいようと思っているのが、誰に対しても「愛」「尊敬」「感謝」の心を持って接することです。そうすれば、自分が築いてきた人間性や人格によって、周りの環境も変わっていく。自分で周りを変えられるような人になっていきたいという思いがあるので、その3つは絶対に心に留めて、いつも忘れないようにしています。

