「逃げるな、負けるな、屈するな、諦めるな」

――藤岡家には、家訓はあるのでしょうか。

天翔 家訓はいろいろあるんですけれど、「逃げるな、負けるな、屈するな、諦めるな」という言葉を、父が筆で書いたものが家にも飾ってあるんですよ。ずっと言われて育ってきたので、心に留めている言葉です。

©釜谷洋史/文藝春秋

――力強くて、いい言葉ですね。『仮面ライダーアインズ』の続編はやりたいですか?

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天翔 絶対にやりたいです! 『仮面ライダーアインズ withガールズリミックス』で監督を務めた坂本浩一監督は、「今回の『ガールズリミックス』は、仮面ライダーアインズの第0章の始まりだ」とおっしゃっていたんです。それを聞いて、「これからなんだな」と感じました。

――なるほど。では、もし次があれば、それが第1章なんですね。

天翔 はい。第1章が始まって、もっとどんどん盛り上げていきたいですし、私自身もアインズと一緒に、さらに強く美しく成長していきたいと思っています。

「本当に藤岡弘、の娘に生まれて良かったと思います」

――アインズ以外の芸能活動では、今後どのようなことをやっていきたいですか。何か目標はありますか。

天翔 音楽活動をすごくしたいです。もともとK-POPが好きで、アーティストになるのが夢だったんです。いろいろな人に夢や感動を与える、あのキラキラした大きなステージに立つことへの憧れがすごくあります。

ファンミーティングのステージでパフォーマンスする天音さん 本人インスタグラムより

 私は、歌って踊って表現することもすごく好きなので、アーティストという面でも自分を表現したいんです。音楽にも活動の場が広がっていったら、夢も広がりますし、絶対にかなえたい、挑戦したいと思っています。

――最後に、改めて藤岡弘、さんの娘であることについてお聞きします。良かったことと大変だったことを、それぞれ教えてください。

天翔 大変だったことは、やはり父がすごく偉大な分、プレッシャーがあることですね。父の存在を意識した周囲の視線もあるので、「絶対に失敗できないな」と思います。自分がまだ幼いときは、すごくプレッシャーが大きくて。でも、逆にそれが私をプレッシャーに強くしてくれているとも思います。

©釜谷洋史/文藝春秋

 すごく良かったと思うことは、父と一緒に仕事をする機会や、父の現場について行かせてもらう機会が多かったことです。父の仕事は、一流の方々が集まる現場が多いんですよ。その現場に一緒に入り、間近で感じながら、いろいろと学べるというのは、すごくありがたいことですし、なかなかできない経験です。それは、父が約60年の芸能生活で築き上げてきた結果だと思います。

 いろいろな現場の方から、父の武勇伝といいますか、「昔、本当によくしていただいたんだよ」という声をすごくたくさん聞かせていただくんです。父のおかげで、私まで感謝の言葉をかけていただくことも多くて。「父は本当に一つひとつの仕事に向き合い、いろいろな人の心に残る仕事をしてきたんだな」ということが身に染みて分かり、さらに尊敬の念が強くなりました。本当に藤岡弘、の娘に生まれて良かったと思います。

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