俳優・藤岡弘、さんの次女で、現在は女優やモデルとして活躍する天翔天音さん(21)。兄妹4人全員が芸能界で活動する華麗な一家だが、幼少期は父が芸能人だということをを徹底して隠さなければならない環境で育った。2019年、テレビ番組で親子であると公表した際の反響や、その後の芸能活動への思い、苦労した撮影を救った父の言葉などを聞いた。(全5回の2回目/最初から読む)
◆◆◆
TV番組で親子関係を電撃公表
――天音さん4兄妹はずっとお父さんが藤岡弘、さんだと隠して生きていましたが、2019年9月に放送された『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)で親子であると公表します。最初に言われたとき、どう思いました?
天翔天音さん(以下、天翔) 父の立場をずっと隠していたので、まさか私たちがテレビに出ることになるとは思っていなくて衝撃でした。でも、父が芸能界で頑張っている姿を近くで見ていたので、嬉しかったですね。
――ずっと隠していたのに、全国放送でいきなり藤岡さんの子供だと明かされることになった。両極端ですよね(笑)。
天翔 本当にびっくりしました。まさか家族全員が芸能デビューするとは思っていませんでした。『深イイ話』では“この芸能界の2世の方は誰でしょう”というクイズ企画のようなものがあって「それに出ませんか」とオファーをいただいたんです。家族会議をする中で、クイズだったら楽しいかも、ちょっと挑戦してみようという気持ちで出演を決めました。
――当時、番組には4兄妹で長女の天翔愛さんだけは出演しませんでした。なぜでしょうか。
天翔 長女だったこともあり、自分はこうしたいというのがはっきりあったみたいです。父とすごく話して「自分は今じゃない」と断ったそうです。
――番組に出演したことで、天音さんも芸能デビューしたことになります。出演後の反響は大きかったですか?
天翔 だいぶ大きかったです。最初にテレビに出たときはまだ学生で、知った友達は「応援しているね」と優しい声をかけてくれることが多かったです。
逆に芸能デビューをしてから、周りの視線を気にするようになったという心境の変化もありました。学校中に広まったので、教室に知らない子や別学年の子が見に来たりもして、ちょっと見世物的になっていました。
テレビに出演してから、本当に想像以上の反響をいただいて。そこからモデルだったり、バラエティー番組だったり、いろいろなお話をいただくようになりました。芸能の仕事をやっていくうちに、「本当に頑張りたいな」「これを本気でやりたい」と気持ちが変わっていきました。

