過激なベッドシーンも…当たり役となった“性依存系女子”

『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)には、大谷亮平演じる風見に猛アタックする五十嵐杏奈役で出演。風見といい雰囲気になりつつあった石田ゆり子演じる百合に対抗心を燃やし、「おばさん」と言い放つ姿も強烈なインパクトを残した。『恋がヘタでも生きてます』(日本テレビ系)では、人の男を取りたくなってしまう受付嬢を、愛らしくも嫌味たっぷりに演じている。

内田理央公式Instagramより

 しかし、その一方で、内田は早くから男性だけではなく女性からの支持も集めてきた。ファッション誌『MORE』の専属モデルを務める彼女は、性別を問わず誰もが気軽に楽しめるグラビアを追求し、同性が見ても可愛いと思えるヘアメイクやスタイリングにこだわってきたのだ。

 そんな内田の親しみやすさが役柄にも生かされ、一つの転機となったのが『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)だろう。内田が演じたちずは、田中圭演じる春田の幼なじみ。それまで演じることの多かった、男性を翻弄するような役柄とは打って変わって、明るく気さくで、春田とも何でも言い合える飾らない等身大の女性だ。次第に春田への恋心を自覚するも、失恋してしまうちずの切なさを、内田は過度に悲壮感を漂わせることなく自然体で演じ、多くの女性視聴者の共感を誘った。

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内田理央公式Instagramより

 そして、内田のまごうことなき代表作となったのが、『来世ではちゃんとします』(テレビ東京系)シリーズだ。内田演じる桃江は、5人のセフレを持つ性依存系女子。本命のAくんとは、コスプレや緊縛などの過激なプレイに及ぶも、あくまでセフレでしかなく、どれだけ想いを募らせても“本命”にはなれない。設定だけを見れば、かなりセクシーで際どい役柄だ。しかし、そんな桃江の性への奔放さをコミカルかつチャーミングに表現する内田の芝居には、不思議といやらしさがない。好きな人の一番になれない寂しさや、恋に一喜一憂する姿もどこか人間臭く、むしろ親近感を覚える。