「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(以下、USJ)が、ショーやパレードの出演者たちと、違法性が疑われる契約を結んでいることが「週刊文春」の取材で分かった。
今年、開業25周年を迎えたUSJ。3月からは、周年にちなんで25匹のピカチュウが参加するパレードや、特別な衣装に身を包んだキャラクターが参加するショーなどの記念イベントが目白押しだ。
「違約罰」としての賠償金
問題となるのは、USJの運営会社が、着ぐるみを着てキャラクターに扮するいわゆる“中の人”たちと結んでいる業務委託契約だ。
契約書には次のように記されている。
〈乙(註・出演者)が、理由の如何を問わず一方的に本契約または本業務を終了することとなる場合には、少なくとも30日前までに甲(註・運営会社)に書面通知し、甲の要求により違約罰として賠償金500,000円を甲に支払わなければならない旨同意する〉
この賠償金について、現役の出演者が語る。
「月収が20万円台の出演者も少なくありませんから、その2倍にものぼる賠償金は高すぎます。正直、私はもうUSJを辞めたいのですが、高額の賠償金が支払えないため、辞めることができません」
