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少女を監禁していた男
9年2カ月にもわたって少女を監禁していた男の名前は佐藤宣行(当時37歳)、高校卒業後地元の企業に就職するが、3ヶ月で退職し、その後は家に引きこもった。
父親はすでに亡くなっていて、母親と2人暮らしだった。佐藤は一人っ子で、さらに父親が63歳、母親が38歳の時に生まれたこともあり、両親から溺愛され、育てられた。
両親は佐藤が望むものすべてを買い与えたという。ところが、小学校に入ると、高齢の父親をまわりの同級生たちが、「佐藤のお父さんはお爺さんみたいだ」と言って、からかいはじめた。それにより深く傷ついた佐藤は、父親を遠ざけるようになった。
その父親も佐藤が中学生の時にこの世を去った。
母親と2人だけとなったあとは、母親を使用人のように使い、競馬の馬券から、日用品などの買い物を命じた。
幼い時から、わがまま放題で育った佐藤は、年を重ねるごとに、己の欲望を制御できない怪物となっていたのだった。
