学校から配られたタブレットを使い、女子児童の着替えを盗撮――。そればかりか、クラスの共有アプリに画像をアップロードするという前代未聞の事件が発生した。驚くべき犯人の正体とは? 西川口榎本クリニック副院長として様々な依存症治療と向き合ってきた斉藤章佳氏の新刊『校内盗撮』(集英社インターナショナル)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目)
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タブレットで同級生を盗撮した小6男児
近年深刻さを増しているのが、子ども同士による性加害・被害です。
榎本クリニックでは、保護者や学校、児童相談所などからの依頼を受け、性加害に至った子どもたちの対応に当たっています。
そこで寄せられる相談内容として、もっとも多いのが盗撮の問題です。
これは私がかつて担当した、小学6年生の男児・高橋颯太さん(仮名)の事例です。
颯太さんは学校で配布されたタブレットを使い、ごく軽い気持ちから、女子児童の着替えの様子を盗撮しました。
そのとき女子児童は、盗撮されていることには気づきませんでした。
ところが彼は、学校や保護者・児童間で写真や時間割などの情報を共有するアプリに、盗撮した画像を意図的にアップロードしてしまったのです。
