2006年4月9日に起きた、木原誠二元官房副長官の妻・X子さんの元夫・安田種雄さん(享年28)の怪死事件。種雄さんの両親と2人の姉が「週刊文春」の取材に答えた。
「週刊文春」は8月6日発売号で、X子さんと親密な関係にあったY氏の20時間に及ぶインタビュー記事を掲載した。
種雄さんが亡くなった2006年4月9日夜、親密な間柄だったX子さんから電話で「種雄君を刺しちゃった」と告げられたと証言。自宅に到着したY氏は、凶器となったナイフの柄に巻かれた両面テープを持ち去るなど、証拠を隠滅したと明かした。
小誌の取材に応じた種雄さんの父・南永さんは、言葉を噛みしめるように語った。
「事件直後は彼が犯人だと思い込んでいましたから、長い間、恨みを募らせてきました。ただ今回、新たに判明した事実もある。20年経ったとはいえ、証言してくれたことは、率直にありがたいと思っています」
Y氏が「獄中ノート」に綴った内容
さらに、8月19日発売号の「週刊文春」では、警察の再捜査でも入手できなかった新証拠を明らかにした。種雄さんの死後、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されたY氏に対して、X子さんが送った80通超の手紙と、Y氏が綴った「獄中ノート」だ。彼はこう書き記していた。
〈何も殺すことはないだろうと思いたくなる様な動機で、種雄も殺されてしまった〉
種雄さんの長姉が語る。
「彼女を守るために事件を隠蔽したことは、正直、許せない感情はあります。でも、真相を話してくれたことは感謝していますし、『獄中ノート』に記された葛藤や贖罪の気持ちを読んで、『心ある人なんだ』とホッとしたことも事実です」
8月26日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および8月27日(木)発売の「週刊文春」では、種雄さんの両親と2人の姉のインタビュー記事を掲載。4人が口を揃えて語った再捜査を求める訴えや、母が涙を流したX子さんの手紙の内容、次姉が抱える種雄さんの子供たちへの思いなどについても報じている。



