約束はLINEではなく口頭で…バレてはいけない“禁断の関係”

望月 それでも、ファンとのつながりはグループで禁止されていたので、連絡先だけは頑なに交換しなかったんです。たとえばドライブに行きたいという話にはなっても、証拠は残したくないから口頭で「明日、何時に、この場所にいくから迎えに来て」と約束して、LINEでのやり取りの履歴も残さなかったんです。

――アイドルとして交際がバレないように、そこは徹底していたんですね。

望月 会う時間や、車で迎えに来てもらう場所などを徹底して決めていました。深夜2時に地下駐車場に迎えに来てもらったり。

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――それって秘密の関係を若干楽しんでいませんか?

望月 楽しかったです(笑)。ちょっとドラマのヒロインっぽいじゃないですか。そうやってデートを重ねていくうちに「この人と付き合ったら幸せになれるかも」と思って付き合いました。

©釜谷洋史/文藝春秋

――そのファンの方を、望月さんが働いていたバーに最初に誘ってから、交際に至るまでどのくらいの期間がかかったんですか。

望月 長かったですよ。交際するまで1年ぐらいかかりました。ただその間に、そういう関係になっていました。

――あっ、そうなんですね(笑)。

望月 半年後くらいにはそうなりました(笑)。ただアイドルとして付き合うのは違うとも思っていたから正式には付き合わなかったんです。それでもこの人と付き合ったほうがいいかもと決心して、私から彼に「付き合おう」って言いました。

「部屋から借金の書類が何十枚も」使い道はやっぱり…

――アイドルファンにとっては夢のような状況ですね。付き合ってから、何か変化はあったんですか。

望月 もう付き合ったから一緒に住みました! 付き合う前から彼が私の家に遊びに来るようになっていて「なんでこの人はこんなにうちにいるのに、家賃を払わないんだろう」「これ付き合ったら家賃請求できるな」と思ったんですよ(笑)。

 相手は私と付き合うまでは童貞でした。だから「あれして、これして」と割とわがままを言っても、それを叶えてくれるのもよかったんです。

――ただ、オタクの彼氏が使っていたお金は実は全部借金だったそうですね。

望月 はい。よく調べてますね(笑)。一緒に住むようになったので、家の書類を整理したりするじゃないですか。その中に借金の書類があったんです。最初見た時は「えっ?」ってなりました。探してみたら、そんな書類が何十枚も出てきたんです。それで「これ何?」って問い詰めたら、彼が借金があると白状しました。

 消費者金融からもお金を借りていました。でも、責められないんですよね。結局、そのお金は私のために使われたものだったので。

 誕生日にディズニーへ行った際のホテル代や、交際中に使ったお金もそうですし、HRのCDも毎回何百万円単位で買っていたんです。劇場公演にも必ず来てくれていました。