「もし中国がこのような封鎖措置を講じ、即座に全面攻撃や上陸攻撃を行わない場合、世界は間違いなく中国に対して制裁を科し、こうした措置が引き起こす世界経済の混乱に対し、中国に多大な圧力をかけることになるだろう。そのような状況下で、中国の政権が安定を保てるか、習近平の統治基盤が確保できるか、これは極めて大きな試練となる。習近平はこれらのことを考慮せざるを得ないと私は確信している」

「『米国の介入』という事態を前提とした想定はしていない」

 さらに顧部長は、台湾の防衛戦略の根幹について、従来の常識を覆す発言を口にした。

「我々の統合作戦計画は、『米国の介入』という事態を前提とした想定はしていない。中国が台湾海峡を封鎖し、その後我々が降伏するシナリオ、あるいは中国が軍事行動を起こし、海を渡って上陸を試みるような事態において、米国が介入するシナリオについて、我々は考慮していない」

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漢光演習を視察する賴清德総統 ©時事通信社

 中台衝突の事態において、「米国の介入」を前提としていないとは、どういうことなのか。そのとき日本には何を求めるのか――。

 その真意については、「文藝春秋」10月号(9月10日発売)、および電子版「文藝春秋PLUS」に掲載されている「『中国の新型統一戦争に屈しない』 日本メディア初 台湾国防部長を直撃」で詳しく述べられている。

出典元

文藝春秋

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