“なんか小さくてかわいいやつ”の大躍進が止まらない。7月24日に公開された『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が興行収入120億円を突破した。
エンタメ社会学者の中山淳雄氏が解説する。
「公開3週目で来場者数が急増。ピクサーの『トイ・ストーリー5』を追い抜く勢いで、興収は150億円に届くと見られます」
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ショートアニメで人気が加速、グッズやコラボ商品が溢れる一大コンテンツに成長
「ちいかわ」はイラストレーターのナガノ氏が生みだしたキャラクターで、2020年から本格的にTwitter(現X)で漫画連載が開始された。
22年4月にフジテレビ『めざましテレビ』内で1分ほどのショートアニメとして放送が始まると人気が加速し、グッズやコラボ商品が溢れる一大コンテンツに成長した。
待望の映画化となった本作で描かれるのは、ちいかわとその仲間が、とある島へ向かい、島民を襲う伝説の生き物・セイレーンに立ち向かう物語なのだが、
「蓋を開けてみれば、『子どもが号泣していた』『子ども連れで行ったら大ダメージを受けた』といった感想がSNSで続出。話題の起爆剤となった」(映画ライター)
劇場で初めて「ちいかわ」を鑑賞したという40代の女性もこう語る。
「子ども向けの内容を想像していましたが、ミステリー的な展開やホラーな演出があって驚きました。物語も単純な勧善懲悪や復讐譚に収まらない、善悪や命について考えさせられるもので、開演前はキッズルームで賑やかにはしゃいでいた子どもたちも、終演後はシーンと静まり返っていましたね」
