改正皇室典範を複雑な想いで
コロナ禍を経て、23年と24年には再び佳子さまがお出ましになり、紀子さまからのバトンを繋いでいくと見られていたのだが、
「佳子さまは、昨年と今年の大会にはいらっしゃっていません。担当者による事前の説明さえ受けていないのです」(同前)
紀子さまや眞子さんから引き継いだ「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」などには、コロナ禍を除き毎年出席されてきた佳子さま。なぜ、こちらの“手話の会”は連続欠席されたのか。
「麻生太郎副総裁の存在を指摘する声があります。たたえる会を主催する団体の会長は山東昭子元参院議長で、理事には今井絵理子参院議員が名を連ねている。いずれも麻生派の所属です。麻生氏と言えば、男系男子に固執して皇室典範の改正を最も強く主張してきた政治家。佳子さまはジェンダー意識の高さから、改正皇室典範の議論を父・秋篠宮同様、複雑な想いで見つめてきたと思われます」(政府関係者)
山東氏に尋ねると、
「聴覚障害の子どもたちの絵画や作文の展示会に秋篠宮殿下がいらした際、『カミさんの方がいい』という趣旨のことを仰って、翌年から紀子さまがお越し下さった。(佳子さまは?)この頃、とてもお忙しくしていてしばらくお越し頂けていません。(政治的な色を避けるため?)そんなことはないと思います」
それでも、佳子さまは自らの歩みを止めることはない。前出の宮内庁関係者によれば、「海外公務でも『佳子さま流』が発揮されるようになった」という。
「外国への公式訪問の前には、その国にゆかりのある関東近郊の場所を密かに訪れ、写真を撮影されたりしている。自ら“お忍び調査”をして、その国の文化などへの造詣を深めておられます。また、滞在先のホテルでは佳子さまから、その日の改善点についてお話しされることもある。“反省会”によって、公務のさらなる充実を図ろうとしておられるのです」(同前)
かつて「結婚して皇室を出たい」と嘆かれた日もあった佳子さま。今、1人の皇族として大きな進歩を遂げておられる。

