調理師免許を持ち、シェフとしても活動するセクシー女優・川越にこ。今年6月に3冊目の写真集『TRITON』(徳間書店)を発表し、注目を集める彼女には、複雑な家庭環境という壮絶な過去がある。父親は「船の事故で死んだ」と聞かされて育った彼女が、ある日その父を“発見”したのだという。
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「川越」という芸名に込めた想い
川越は、両親が離婚した後、母方の祖父母に引き取られて八丈島で育った。父については、幼い頃から祖父母にこう聞かされていた。「船の事故で亡くなった」と。しかし、祖父と祖母で話が食い違うなど、心のどこかで信じ切れない自分もいたという。
転機は、芸名を決める過程で訪れた。川越は自分で名前を考えるうちに、実家で母子手帳を見つけた。そこに記されていたのが、それまで知らなかった名字「川越」だった。
「閉ざされていた『川越』を私が生き返らせようと思って、この芸名に決めたんです。それが父の名字だとは、そのとき初めて知りました」
父の名前をFacebookで検索したら…「見つかったんです」
父の存在を知った川越は、ダメ元でFacebookで名前を検索してみた。すると、その人物が見つかった。勇気を出して連絡すると返事があり、さらに驚くべきことに、父はすでに川越の活動を知っていて、応援してくれていたのだという。
「向こうにはもう新しい家庭があるのですが、すごく応援してくれて。いつも長文のメッセージを送ってくれます。ママよりもしっかりしていると思います」
まだ直接会ってはいないが、現在も連絡を取り合っているという。一方、疎遠だった母とも、川越の活動をきっかけに関係が変化した。
昨年12月、母から突然連絡があり、今は「母と娘というよりも、姉と妹みたいな関係」になったと語る。「お母さん、お父さんと、この活動をきっかけにつながることができたんです。今は家族が丸くなりましたね」と川越は言う。
生き別れていた父との再会、そして孤独だった少女時代から現在に至るまでの壮絶な軌跡は、インタビュー本編で詳しく語られている。
〈つづく〉

