ドイツで15歳の少女が姉の家から忽然と姿を消した。不審な検索履歴や車両の移動履歴から、警察は事件直前に室内で2人きりだった義兄を容疑者と特定し逮捕する。
しかし、本人は容疑を全面否認。殺害を裏付ける決定的な物的証拠は見つからず、釈放と再逮捕が繰り返される事態に陥る。警察は100人超の捜査員や最新機材を投入し、祖父母宅や広大な山林を徹底捜索するが……。
果たして少女は義兄に殺害されたのか、それとも別の犯罪に巻き込まれたのか。鉄人社の新刊『知ったら最後、夜眠れなくなる 世界の未解決ミステリー68』より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目)
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二度目の逮捕
そこで警察は、事件発覚から10日後の2月28日、フロリアンを殺人容疑で逮捕する。が、彼はパソコンを触ったことや、車で移動したことは認めたものの、レベッカの失踪には一切関与していないと全面的に否定。実際、屋内に殺害を示す物的証拠も見つからず、3月1日に釈放される。
しかし、状況からしてフロリアンが関与していることは間違いないとみて、3月4日に再逮捕。
改めて取り調べで厳しく本人を追及するとともに、高速道路沿いの山林や湖沼を徹底的に捜索したものの、別人の骨が見つかっただけで決定的な証拠は得られなかった。結果、フロリアンは起訴されることなく、3月22日に釈放となる。
