もしできるなら、過去と未来のどちらに行きたいか
――お二人でのアフレコはどのような雰囲気でしたか。
石橋 最初はほぼ初めましてだったので、二人の距離もだいぶ遠かったんです。でも収録が進むにつれて永瀬さんといろいろ話すようになって、僕らの距離も縮まったし、七緒と和希の距離も縮まるシーンが増えていって。より自然にお芝居できたかなと思います。
永瀬 本当にその通りで。最初は探り探りで「なんて呼べばいいですか?」とか「暇なとき何してるんですか?」とか、当たり障りのない会話をしていたんですが、そのぎこちない距離感が、七緒と和希の最初のほうのシーンにうまく反映できたのかなと思います。
収録が進むにつれて緊張がほどけてきて、気軽に話せるようになってきたので、それが物語とリンクしているような感じがして。ちょうど七緒と和希が仲良くなってきたタイミングで、一緒に蒸しパンを食べたりしたよね。
石橋 そうなんです(笑)。ケータリングでいただいた蒸しパンを食べることになって。僕はチョコバナナを(笑)。
永瀬 私、つぶあんがいいな、みたいな(笑)。
――本作のヒロイン・七緒は、過去の世界から来た存在です。お二人がもし時代を飛び越えられるとしたら、未来と過去、どちらがいいですか?
永瀬 過去がいいですね。今ってネットも発達して、さまざまな娯楽が増えていて、みんなが同じものを見る機会がなかなかないじゃないですか。当時はみんなでテレビを見て、次の日学校でその話をして、という文化があったのかなと思います。
もう日本中で大流行りしてたよね、みたいなものに乗りたい気持ちはあります。今はなかなか、そういうものがないと思うので。
石橋 それこそ、昔はテレビはみんなが見ていたものがあったけど、今はもう配信があるから家を出なくていいや、という便利すぎる世の中になってしまって。実際に会って話す機会が本当に減ってしまったなと思ってて。
もし過去に行くなら昭和か平成、できれば平成の初期で、今年ラストライブをした嵐さんの若い頃に会いたいです。ドラマをリアタイで、テレビの前でワクワクしながら待機してみたかったかも、と思います。


