“We are not alone”(宇宙にいるのは我々だけではない)。

 それはスティーヴン・スピルバーグ監督の『未知との遭遇』(77年)の惹句だが、まさか49年後の『ディスクロージャー・デイ』でセリフとして聴くとは思わなかった。

17歳の時に撮った初長編からUFOをテーマに

スティーヴン・スピルバーグ監督。© Universal Studios. All Rights Reserved.

 今年80歳になるスピルバーグは子どもの頃から映画と同じくらいUFOとエイリアンに取り憑かれてきた。1964年、彼が17歳の時に撮った初長編『ファイヤーライト』からしてUFO映画で、UFOを目撃した男とそれを否定する政府機関の葛藤を描いている。それを超大作に拡大したのが『未知との遭遇』で、『E.T.』(82年)もその変形だし、『ディスクロージャー・デイ』もそうだ。

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 UFOの目撃情報を隠蔽する組織ワーデックスから逃げ出したハッカー、ダニエル(ジョシュ・オコナー)と、天啓を受けた気象予報士マーガレット(エミリー・ブラント)が、ワーデックスの長官ノア(コリン・ファース)に追われながら、UFOの機密を開示(ディスクローズ)しようとする。

「(UFOについて噂されてきたことは)すべて真実だという映画さ」

 スピルバーグは『ディスクロージャー・デイ』についてそう言っている。

ワーデックスに追われるふたりの運命は?© Universal Studios. All Rights Reserved.