Q 『VIVANT』ロケ地で注目、アゼルバイジャンってどんな国?
異例の2クールにわたって放送されている人気ドラマ『VIVANT』(第2シーズン)のロケ地として、アゼルバイジャンの名前をよく耳にするようになりました。一体どんな国なのでしょうか?(30代・女性・会社員)
A 厳格なイスラム国家ではなく…
アゼルバイジャンは東にカスピ海、北にロシア、北西にジョージア、西にアルメニア、南にイランに囲まれています。かつてのソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)を構成していた15の共和国のひとつです。
今回、ホルムズ海峡が封鎖され、日本の石油タンカーが通れなくなったことを受けて、日本はアゼルバイジャンからも石油を輸入しました。資源国なのですね。
2020年にアゼルバイジャンとアルメニアとの間で国境紛争が起きたことがありますが、このときはアゼルバイジャンが、同じトルコ系でイスラム教国家トルコの支援を受け、トルコ製のドローンを大量に使って勝利。世界の軍隊が、ドローンの有用性を認識したという話があります。
それはともかく現代のアゼルバイジャン共和国はソ連が解体する直前の1991年8月30日に独立を宣言しました。人口の約97%がイスラム教徒ですが、憲法では公的な宗教は宣言されておらず、主要な政治勢力はいずれも世俗主義で、信教の自由が保障されています。つまり厳格なイスラム国家ではないのです。



