ボトックスで「あ、顔が垢抜けたな」と実感

――東村さんは2016年に、美容クリニック&サロンの体験取材コミック『即席ビジンのつくりかた』(講談社)を出されていて、それをきっかけにクリニックに通うようになったとのことです。スーさんは最新のエッセイ『ねえ、ろうそく多すぎて誕生日ケーキ燃えてるんだけど』(光文社)で、40代後半での美容医療デビューについて綴られています。

 お二人とも美容医療を上手く活用されながら、自分の理想像を更新されている印象です。

スー 私の美容医療はエラボトックスから始まりました。顎関節症がひどくて打ちに行ったんですけど、施術メニューには「小顔施術」という名前がついていて。筋肉を萎縮させることで食いしばりを軽減するんですけど、同時にエラ部分が目立たなくなって顔の輪郭が整うんですね。最初は「いや、小顔にもなりたいんですけど、もともとは顎関節症でして……」と言い訳がましく説明していたのですが、施術後の効果に、こんなに顎が楽になるんだと驚いて。次に眉間にボトックスを打ってみたら、不機嫌なシワの影が消えて、そこで初めて「あ、顔が垢抜けたな」と実感しました。

ADVERTISEMENT

 

東村 ボトックスはコスパがいいですよね。私もエラに打っていたら、顔がほっそりして感動しました。今は肩こりの防止で肩にも打っています。肩の盛り上がった筋肉の緊張がストンと落ちて、上半身が楽になるし、首もスッと長く見えて一石二鳥なんですよ。

スー その後も毛穴洗浄、脂肪溶解注射、リニアハイフなどいろいろ試して、最近やったのは韓国のクリニックでのオンダリフトです。マイクロ波を照射して脂肪細胞を破壊するんですけど、私には合っていたようです。帰国したらみんなに「顔が半分になってる!」と驚かれました。

「ここから伸びしろしかないじゃん!」と気づいて

東村 私も顔の引き締めはハイフをやったりもしたけど、効果に限界があるなと思って、糸リフトに切り替えました。医療用の糸を挿入して皮膚を引き上げるんだけど、2年くらい経ったら糸が溶けて元に戻っていく。2年間時を止めて、進みを遅らせていると思ってます。

 

スー 今は様々な選択肢がありますよね。私たちが若い頃って、美容についての情報も選択肢も少なかったじゃないですか。その延長線上で、40代前半はまだ、ちまちまとエステに行ったりするくらいでした。ところが40代後半で美容医療に挑戦したら、分かりやすく効果が感じられた。今まで何もやってこなかったぶん、「ここから伸びしろしかないじゃん!」と気づいて。

東村 分かります!