美容医療の世界は一人で飛び込まないほうがいい
東村 友達は重要な存在ですよね。自分で調べたりもするけど、有益な情報は人から入ってくることが多い。美容医療の世界は一人で飛び込まないほうがいいですよ。私は仕事柄、若い女の子の知り合いが多くて、彼女たちからいろいろ教えてもらえて助かりました。私は昔、自分が年をとっておばちゃんになったら、千葉の梨狩りバスツアーに夢中になるんだろうなと想像していたんです。それが今や、友達と美容談義をしたり、クリニックへ行くのが趣味になっちゃった(笑)。
スー レジャーで美容医療をやっていると、いろんな面白い瞬間に出会います。なかでも一番記憶に残っているのは、女友達6人との韓国旅行ですね。みんなそれぞれ美容クリニックで施術を受けて、終わったところで「せーの!」で顔を見せ合ったんです。そしたら、53歳の友達の顔がキュッと引き上がって、35歳の頃の顔に戻っていて。その友達は18歳からの長い付き合いだから、懐かしい顔が過去から戻ってきたような、行方不明だった人に再会したような、妙な気持ちに襲われました。その後、みんなで「死んでないのに黄泉がえり!」って大爆笑して。「うわー、懐かしい! 元気?」「あんた、どこ行ってたの?」と大盛り上がりでした。
東村 すごい! ドラマティックですね。
スー 私は彼女がこれまで歩んできた人生を隣で見てきたから、若返った顔を見ているとノスタルジーを感じて、「あれからいろいろあったよね……」と涙が出そうになりました。美容医療でこんな経験って、50代になってからじゃないとできないですよね。
東村 私、今の話をもとに漫画が1本描けそう。美容医療をやった友達が、過去からタイムスリップしてきたフリをする話(笑)。
※他にも、一筋縄ではいかない美容医療との付き合い方、年齢を重ねて変化したダイエットに対する姿勢、自意識から解放されて美容を素直に楽しめるようになるまで…など、読むだけで元気が出てくる記事全文は『週刊文春WOMAN 2026秋号』で読むことができます。
写真:平松市聖
ヘアメイク:藤原リカ(スーさん/ThreePEACE)

