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逮捕された25歳の男
警察は30マイル(約48キロ)圏内の全冷凍設備(工場、農場、冷凍車など)を徹底的に調べる傍ら、約70キロの凍った遺体を抱えて森まで運べる体力のある人物が事件に関与したものとみて、約2千人から事情を聞く。
ちなみに、遺体の発見場所は近くの道路から300ヤード(約274メートル)。犯人は車で乗りつけた後、遺体を運搬したとみられた(遺体発見前日の1月30日に、最も近い道路に大型の黒い車が停まっているのを見たとの目撃証言あり)。
また、現場の植物の成長差から、遺体は発見の2週間ほど前に放置されたものと推定されていた。
捜査線に有力な容疑者は浮かばなかった。唯一、アンの母親や第一発見者の兄弟に脅迫電話をかけたとして25歳の男性が逮捕されたが、事件とは一切関係ないことがわかる。
そのうち、当初、死因を絞殺と結論づけた検死官が、アンは感情的な興奮または重度の精神的緊張による急性の「自然的原因による窒息」で死亡した可能性が高いと変更する。実際、彼女の首には絞められた際にできる内出血のアザは見つかっていなかった。
このことから、警察はアンが何者かに誘拐され性的暴行を受け、ある時点で偶然に死亡した後、犯人がパニックに陥り、遺体を冷凍したものと推定する。が、なぜ人目につかない山や川などに遺棄せず、冷凍保存していたのかという謎は解けなかった。