都道府県魅力度ランキング(ブランド総合研究所実施)で佐賀県が最下位争いの常連だったことから、山口祥義知事(61)が主導してきた企業や人気コンテンツとコラボを行う地方創生プロジェクト「サガプライズ!」。これまで、ビジネス漫画『島耕作』シリーズの主人公・島耕作を“副知事”に起用する事業に県費4500万円が投じられるなどしてきたが、10月3日に発表された2026年の魅力度ランキングで佐賀県は最下位に沈んだ。
山口氏は取材に対し、佐賀県庁を通じて「魅力度ランキングについては、特別、意識することはありません」などとコメントした。
島耕作を“副知事”に起用したが…
山口氏は旧自治省出身で、2015年の佐賀県知事選で初当選。現在3期目で、12月に控える県知事選で4選を目指している。9月26日には佐賀市内で事務所開きを行い、約400人の支援者らを前に「先々に希望が持てる佐賀を」などと決意を述べた。
「その山口氏が知事就任当初から情報発信に力を入れてきたのが、『サガプライズ!』事業です。2023年11月には島耕作を“副知事”に起用し、わざわざ副知事室まで作りました。広告効果は11億5000万円としていますが、県議会では『30代以下は島耕作をほとんど知らない』などと疑念を呈する声が出ていた。執務室を公開したイベントの来場者数も5400人程度に留まりました」(県職員)
佐賀県では、他にも人気オンラインゲーム『リネージュW』とコラボ(事業費2600万円)するなどしてきた。だが、都道府県魅力度ランキングは昨年が第45位で、今年は最下位に終わっている。

