「2人の関係は長く、他人が立ち入れないものでした。まるで公然の秘密でしたが、周囲から見て、Xさんは麻生氏の“愛人”そのものだったのです」

支出先の「オフィス」とは……

 現在、70代のXさんは六本木で「B」のママになる前、銀座の人気ホステスとして知られた存在だった。クラブ業界関係者が話す。

「Xさんは大阪府内で育ち、日銀大阪支店に就職。しかし、密かにしていたモデル業が知れるところとなり、上京してモデルをする傍ら、夜の街へと身を投じたといいます。際立つ美貌と話し上手なXさんは瞬く間に銀座の夜で有名になった。『D』『H』、そして『P』。昭和の銀座を彩った名店で地位を築き、やがて高級クラブ『L』を開店し、名実ともに看板ママとなったのです。銀座の夜ではその名に聞き覚えがないと言えば『もぐり』と笑われてしまうほどの存在でした」

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Xさんへの支出は8000万円を超える

 芸能メディアを賑わせたこともある。

「1970年代前半、とある男性大物芸能人がXさんの勤める高級クラブに来店され、男性側の一目惚れから2人は交際を始められました。6年ほど交際を続けたものの、婚約目前で霧散し破談に。傷心を抱えて夜の銀座へと帰還した彼女の背後には、いつからか麻生氏という絶対的な存在が囁かれ始めるようになったのです」(同前)

 Xさんが銀座に構えた前出のクラブ「L」には、しばしば麻生氏の姿があった。

「麻生氏が来店して、Xさんが席につく姿を何度も見ました。そしてXさんは店を他人に譲り、六本木に『B』をオープンした。『B』は銀座を卒業した彼女が、麻生氏のために構えた店でしょう」(「L」の元常連客)

 実はこの銀座「L」にも麻生氏の資金管理団体「素淮会」から06年に計3回、計98万円が支出されている。つまりXさんに絡む支出は確認できるだけで、合わせて8000万円を超えるのだ。

《この続きでは、Xさんと麻生氏の関係、総資産60億の「ボンボンすぎる生活」と「隠し資産」、毎年2000万を超える会合費、麻生グループ6000万献金&4000万還流ファミリービジネスなどについて詳報している。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」で読むことができる》

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