13歳の少女と知ったうえで盗撮、販売

 実際、盗撮相手の女性はパパ活希望ということもあり10代後半と20代前半が多かったというが、刑法改正後に洋平が出会った女性の中には、13歳の少女も含まれていた。

「私がホテルの部屋に入って身分証を確認し13歳だと知りました。私は身分証の写真をグループLINEに送り、『13歳』というメッセージを2回送りました。洋平さんからは『13歳で性交をすることは犯罪にならないのか調べる』と返信がありました」(凛)

 しかし13歳との性交は同意のあるなしにかかわらず違法だ。

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「私と晴香さんが調べて『不同意性交になる』とグループLINEに送りました。私は洋平さんに『やめてほしい』と思っていましたが、(部屋に入って)止めることまでは考えていませんでした。なぜなら洋平さんは、女性である私が部屋にいることをとても嫌っていたからです。部屋に入ったら後から暴力を振るわれると思っていました」(凛)

 結局、洋平は13歳と知りつつも少女と性的な行為に及び、その様子を盗撮した。その動画は洋平の指示で凛が編集し、アップロードしている。

写真はイメージ ©GettyImages

 2024年に入り、洋平はさらなる収益を求めて晴香と婚姻関係を結び、“逆美人局”計画を立てた。

「『盗撮した動画の販売のみだと収益が満足いかない』と言い出して、洋平さんが、(慰謝料請求を)計画しました。女性から慰謝料を騙し取るために、私と結婚することになったのです」(晴香)

 2024年の11月から、洋平は不貞行為の慰謝料を請求するための弁護士探しを始めた。洋平は、指輪をしている自分と女性が歩いているところを写真に撮るように凛に指示し、詐欺の犯行計画はスプレッドシートにまとめていた。

 実際に、晴香に慰謝料を請求された女性の中には、300万円を払ってしまった女性も存在する。逮捕時点では支払っていなかったが、請求を受けていた女性も複数いたようだ。

「晴香さんは2024年11月ごろ、いろんな弁護士事務所に電話をかけ、その結果を洋平さんに報告していました。

 依頼や依頼前のやりとりは晴香さんがすることが多かったですね。晴香さんは弁護士の先生に相談したり、依頼したりしていました。ただ依頼が多く、後のやり取りを途中から私がすることになりました」(凛)

 弁護士とのやりとりのメールは洋平と晴香、凛の3人のグループLINEで共有され、洋平が考えた返信内容を凛が弁護士に送っていた。

 犯行の全ての段階において洋平が晴香と凛に細かに指示を出しており、裁判に提出されたLINEグループの中でも、2人は洋平に対して敬語を使っていた。

 凛が「敬語を使わないと暴言を言われたり暴力を振るわれるので、敬語でやらなきゃいけない」と提案し、晴香もそれを承諾していたという。