自民党の麻生太郎副総裁(86)が率いる派閥が、18年間で約20億円の政治資金パーティ収入を得てきたことが、「週刊文春」の取材でわかった。
愛人が経営する六本木のサロンに政治資金約8000万円を支出
政治部デスクが解説する。
「麻生氏は首相、財務相などを歴任。高市政権では副総裁を務めてきました。改正皇室典範の議論を背後で主導するなど、“闇将軍”として君臨しています」
その麻生氏を巡っては、「週刊文春」が10月8日号で、愛人X子さんが経営する六本木の会員制サロン「B」の運営会社に政治資金約8000万円を支出していた問題などを報道。政治資金の使途として疑問が投げかけられた。
収支報告書によれば、収入は計約30億円
「麻生氏が高市政権で大きな影響力を持っているのは、派閥の存在が大きい。旧安倍派の裏金事件を受け、各派閥が解散する中、麻生派だけは唯一存続の道を選んだ。2月の衆院選後にメンバーを増やし、現在は約60人の大所帯となりました」(同前)
麻生派は元々、河野洋平氏(元衆院議長)のグループを継承する形で2006年に「為公会」として旗揚げ。その後、2017年に山東派などと合流して現在の「志公会」へと衣替えした。過去18年分の政治資金収支報告書によれば、収入は計約30億円。そのうち、実に約20億円がパーティ収入で占められていた。
「志公会になって以降はホテルニューオータニの広い宴会場を利用。大勢の議員や支援者を集め、盛大に開いてきました」(麻生派関係者)
麻生氏の事務所に見解を求めたところ、以下のように回答した。
「ご指摘の志公会におきましても、政治資金規正法など関係法令等にのっとり対応致しているものと承知しております。また、麻生自身につきましては、衆議院福岡8区の有権者の皆様にご選出いただいた責任を重く受け止め、しっかり職責を果たして参る所存です」
だが、パーティで“荒稼ぎ”してきた麻生氏にも危機が訪れているという――。
《現在配信中の「週刊文春 電子版」ならびに10月29日(木)発売の「週刊文春」では、麻生派のパーティの様子やパーティ券の大口購入者の名前、「週刊文春」記者が麻生派の例会を訪ねた時の様子、今井絵理子氏を内閣府副大臣に起用させるなどの豪腕ぶり、さらに、巨額資産を誇る麻生氏に忍び寄る危機などについて詳報している》



