SNS的注目は城西大・荻久保選手の“手袋問題”
SNS的に注目すべきは城西大学・荻久保寛也選手の「手袋」ですね。
今、駅伝はツイッターとセットじゃないと楽しめない時代になりました。現地観戦でもテレビ観戦でも、当然すべての場面をフォローすることはできないので、いまどこで何が盛り上がっているのか知るためにはツイッターがいちばんいいんですよね。選手も運営もファンもスポンサーもツイッターを駆使しているので、情報収集にも最適です。
城西大の荻久保選手は、全日本の2区で、数々のスピードランナーを押さえ区間賞を獲得して話題となった選手です。
#50全日本大学駅伝 #2区
— EKIDEN News (@EKIDEN_News) 2018年11月4日
区間賞 荻久保(城西大3)32:08 pic.twitter.com/V7s5ckwDG2
しかし後日、別の意味でも話題になりました。全日本大学駅伝事務局のツイートで流れてきた「忘れ物の連絡」です。そのなかに、白地に赤でマークがついているニューバランスの手袋がありました。
事務局よりお忘れ物のご連絡です。③カシオ腕時計黒色(選手収容バス1)④NB手袋白色(補助員収容バス3)お心当たりの方は事務局まで(052-222-5926)ご連絡ください。#全日本大学駅伝 pic.twitter.com/0PUgPQtP7y
— 全日本大学駅伝大会事務局 (@daigaku_ekiden) 2018年11月6日
「これは誰のだ?」となったところで、同じ城西大の金子元気選手が「荻久保が投げて無くした手袋あるやん笑」とリツイート。無事に見つかったという心あたたまるニュースがありました(笑)。
荻久保が投げて無くした手袋あるやん笑 https://t.co/RcEhY3geuf
— 金子元気 (@genki080608) 2018年11月6日
これで荻久保選手=手袋という振りができたので、箱根駅伝で好走する荻久保選手がもし手袋を外したら、「#無くすなよ」などとツッコミがツイッターを駆け巡るはず。箱根の楽しみがまたひとつ増えました。
ほかにも楽しみ方はたくさんあります。例えば「1区をスタートして一番最初に読売新聞の角を曲がった選手が区間賞を取る」という、西宮神社の福男みたいな都市伝説があるのですがそれは本当か。また、21年間更新されていない8区の区間記録を誰が破るのか。などなど。そういった楽しみ方をもっと知りたい方は『あまりに細かすぎる箱根駅伝ガイド! 2019』を手に取っていただければ。みなさんも箱根駅伝で、勝ち負けだけではない楽しみ方を見つけてください。
構成/モオ