朝日新聞は「余計なお世話」を繰り出す
気を取り直して朝日の社説を読んでみる。
「大阪万博 懸念に向き合ってこそ」(11月25日)
《心配なのは、博覧会の理念や構想の具体像がはっきりしない一方で、開催に伴う経済波及効果を強調する声が前面に出ていることだ。》
だからさぁ、朝日といい毎日といい、もう少し喜んだらどうなの?
《その夢洲での会場整備に1200億円強を投じる計画で、》
うるさいよ。こういうのは始まれば盛り上がるもんだよ。じゃぁ教えてやるが2度目の大阪万博の標語は「いのち輝く未来社会のデザイン」。どうだ崇高だろ?
《関西の産学が築いてきた生命科学の蓄積を生かし、急速な少子高齢化に直面する日本から社会課題の解決策を発信する。そう説明されるが、中身はぼやけたままだ。》
余計なお世話だ。
日経はコンセプトをわかってくれていると思ったのに
もういい。日経の社説にいく。経済効果が期待される万博だから日経は素直に喜んでいるはずだ。
「未来の技術と生活を考える大阪万博に」
うん、明るいタイトルだ。
《万博を地域経済を活性化する起爆剤にしたい。このところアジアなどからの訪日客でにぎわう大阪に新たな魅力が加わり、長年の懸案だった大阪湾岸の開発にも弾みがつくだろう。》
そう、そう、こういうのが読みたいんだよ。
《万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」だ。会場やその周辺を、人工知能(AI)や仮想現実(VR)など先端技術の実験場にする計画という。》
さすが日経! コンセプトをちゃんとわかってくれてる!
《とはいえ具体的な展示内容はすべてこれから詰めることになる。》
またそこか。
《1250億円と見込んでいる会場の整備費は、国、大阪府・市、民間で3分の1ずつ負担するが、民間分をどのように集めるかはいまだに決まっていない。》
もうやめてあげて。
《地下鉄延伸や橋の拡張など関連事業にも700億円超を見込む。》(朝日社説)
おい、なんで朝日がまた割り込んでくるんだよ! 1250億円プラス700億円かかるとか余計なこと言うな。