ファンの為の背番号「69」を提唱してみる
ちなみに我々バンドマン、特にロックバンドの人間にファンが多い数字は「69」だ。「69」の語呂が「ロック」と掛かっているからだと思いがちだが、案外海外のミュージシャンでも頻繁に「69」を愛用する。下ネタ起源説、69年製の楽器をトレードマークに使用している節、60年代音楽への尊敬等々、「69」にはミュージシャンを虜にする不思議な魅力があるのかもしれない。
あと、ギタリストが好みやすい傾向にあるのが「59」で、これは恐らくミリオンダラーの代名詞「59年製ギブソン・レスポールスタンダード」への憧れからきているものだろう。ベーシストならば「57」だろうか。エレキベースの生みの親、レオ・フェンダー氏が手がけたエレキベース「57年製フェンダー・プレシジョンベース」のイメージだろう。あのスティングの愛機としても有名である。
ミュージシャンが好みそうなこの辺の数字、オリックスなら「69」は空き、「59」は根本薫、「57」は山田修義か。ならば誰かロック色の強い選手に「69」を託してみるのも良いかもしれない。いや、案外楽天の「10」やロッテの「26」のようにファン用の背番号を「69」にする方が「ロックな球団」のイメージを演出出来るのか。そして「69」を背負った我々が根本や山田の活躍を見るにつれこう思うんだろうな。
「背番号デカ過ぎちゃう?」
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