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CS敗退の悔しさをバネに来年はもっと飛びたい 私とベイスターズと“ハマの躍動感”

文春野球コラム クライマックス・シリーズ2019

大洋おじさんは、もっと躍動したい

「ハマの躍動感」は勝った時にしか撮れません。昔、いつだったか「生観戦0勝」のシーズンがありました。0勝12敗くらいだったでしょうか。その年はベイスターズの勝率が3割台。負け試合を引く確率が高かったとはいえ、あんまりです。お祓いに行ったり髪を短くしたり利き手じゃない方でご飯を食べてみたりしましたが何をやっても無理でした。

 しかし、その後ベイスターズと私の星が少しずつ重なり合い、ありがたいことにハマの躍動感を撮れる機会も増えてきました。

 そして今年。躍動したいシーンがたくさんありました。美味しいところ詰め合わせの開幕戦、佐野恵太選手のサヨナラタイムリー、楠本選手の代打逆転満塁ホームラン(&坪井コーチの笑顔)、10連敗後の石川雄洋選手のホームラン、国吉投手が叩き出した161キロ、上茶谷投手がようやく掴んだ初勝利からの6連勝、山﨑康晃投手150セーブ、スターナイトでの宮﨑選手のサヨナラタイムリー、オトコハダマッテナゲルダケ、石川雄洋選手1000安打(&コージーコーナーのケーキ)、伊藤裕季也選手の衝撃2ホーマー、筒香選手の200号&201号(&柴田選手の通算6号)、エース今永投手の1−0完封劇、梶谷選手バースデーアーチ&山本祐大選手12回裏サヨナラタイムリー(長い試合だった……)、三嶋投手の力投に石田投手の快投、ソト選手の1試合3発、0−7からの大逆転勝ち(中井選手がバントを決めた時の坪井コーチの笑顔)、CSでのロペス選手のベンチを鼓舞するホームラン(名シーンが多すぎて書ききれません……)。

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 私はこのうち何試合かに運良く立ち会うことができました。

ハマの躍動感たち ©ダーリンハニー吉川

 私は来年も飛びたい。

 もっと躍動したい。

 どんどんブレていきたい。

 ベイスターズの選手のみなさま、関係者のみなさま、ファンのみなさま、一年間本当に本当におつかれさまでした。

 来年こそリーグ優勝をして日本シリーズを勝ち抜いて、ブレにブレまくったハマの躍動感を撮らせてください!!

今年一番のハマの躍動感は筒香選手がサヨナラホームランを打った試合。筒香選手の熱い熱いガッツポーズを見ることができて幸せでした! ©ダーリンハニー吉川

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