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≪進んだ道を正解にしていくのが人生≫長崎でプロ野球選手を目指していた少年・水上恒司が『中学聖日記』で輝きを放つまで

水上恒司特別インタビュー#3

2022/11/05
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今も胸に残る高校時代の恩師にかけられた言葉

――学生時代から現在まで大事にしている言葉はありますか?

水上:創成館の野球部の先生に、「進んだ道を正解にしていくのが人生」と言われました。それは、今でも覚えていますね。

 

――その通り進まれていますか?

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水上:……進んでいるのではないでしょうか。どんなに親切なアドバイスでも、「あなたは僕の人生の責任をとってくれますか?」とつい考えてしまうんです。結局自分の人生は自分で責任を取るしかない。だったら、自分の心の声を大事にして進もうと思っています。もちろん、自分だけではなく信用できる人たちの声を聞きながらですけどね。まだ23歳のただの小僧なので、周りの意見や考えも取り入れながら自分で決めて。

 でも僕は理解されにくい道を選んだのは確かだと思います。なぜなら、みんなが知らない前例のない道ですから。でも自分で選んだ道で努力して、何年か後「やっぱり正解だった」と思える道にしたいと思っています。

――前例がない状態で物事を始めるのは、イメージがわきにくくて大変ですか?

水上:イメージわかないですけど、大丈夫だと思っています。高校を卒業して、芸能界に入って、イレギュラーなことも起きましたけど、それでも僕は大丈夫だと思っています。特にリスクも感じていませんし、これからの日々がとても楽しみです。

 

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