“時代を作った人たち”の本音に迫る対談企画「有働由美子のマイフェアパーソン」。今回のゲストは、新刊『杉村太蔵の推し株「骨太」投資術』(文藝春秋)も話題の元衆議院議員の杉村太蔵さんです。

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「日本のベストコメンテーター」第4位に?

 有働 テレビでコメンテーター姿を拝見していて、いつかお話を聞いてみたいと思っていました。スパッと言い切る話し方とか、皆が絡みやすいようにいじられることをご自分から仕掛けていらっしゃるところとか、めちゃくちゃ頭のいい人だなと思って。こう振る舞おうという作戦を立てたのですか?

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 杉村 作戦でも何でもありません。あ、でも辛口で有名なフリージャーナリストの辛坊治郎さんっているじゃないですか。その辛坊さんが選ぶ日本のベストコメンテーターの第4位が杉村太蔵だったんです。

大学中退から外資系証券マン、さらには国会議員と異色の経歴の杉村氏(右) Ⓒ文藝春秋

 有働 おお〜、すごいですね!

 杉村 嬉しくて理由を聞きに行ったら、「太蔵さんのコメントは発泡スチロールみたいだ。中身はないけど空間を埋めてくれる」と言われた(笑)。発泡スチロールがないと物流が成り立ちませんからね。

 有働 前向き(笑)。

 杉村 中身があるわけじゃないけど、ないと困ると言ってもらえるのはありがたいなと思います。

杉村氏の証券マン時代。あのまま勤め続けていたら……?(本人提供)

 有働 前向きに捉える前に1回イラッとしたりはしないですか?

 杉村 するわけないじゃないですか。コメンテーターとして8本もレギュラーを持たせてもらって。そもそも私は、国会議員時代から今まで一度も自分の報道に抗議したことがないんです。