(あおやぎいづみこ ピアニスト・文筆家。1950年、東京都生まれ。ピアニスト、ドビュッシー研究家。日本ショパン協会理事、日本演奏連盟理事、養父市芸術監督。またエッセイ、評伝、小説などを執筆。今年7月には『サティとドビュッシー 先駆者はどちら?』を出版予定。記念コンサートも予定している。)

ピアノはずっとやめるタイミングを計ってたのに、やめそびれちゃった。私はピアニストとしては手が小さくて指が短いから、マッチする曲は限られているし、いわゆる万人受けするタイプじゃないっていう自覚もあったんだけど(笑)。一方、文章を書くのはピアノに比べるとラクで楽しい。スルスル書けちゃう。最初のうちは、ピアニストが文章を書くなんてけしからん、という批判も受けましたが、いつの頃からか、だいたい年に1枚CDを出して、1冊本を出す。これが自分にいちばんしっくりくる活動スタイルになっていきましたね。
青柳いづみこさんは、ピアニストとして活動しながらエッセイや評伝を執筆し、どちらの分野でも高い評価を受けている“二刀流”。2台のグランドピアノが鎮座する広い居室は、ピアノの譜面以外にも、さまざまなジャンルの本や資料でいっぱいだ。
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source : 週刊文春 2025年3月27日号