トランプ米大統領の“自己中”政策が止まらない。3月26日には、輸入自動車に25%の追加関税を課すと表明し、大混乱を招いている。

 

 この奔放すぎる大統領の“攻略術”を、第一次政権で国家安全保障担当補佐官を務めたジョン・ボルトン氏(76)が明かす。

 トランプ氏とのコミュニケーションで重要なのは「自分にとって得だ」と理解させることです。政策の中身を議論するよりも「トランプ氏にとってどんな政治的利益があるか」を強調するほうが効果的でした。

異名は「関税男」

 イランや北朝鮮への武力行使も辞さない保守強硬派として知られたボルトン氏。2019年2月末にハノイで開催された米朝首脳会談では、北朝鮮の非核化をめぐってトランプ氏と金正恩委員長(当時)が合意に失敗したが、この会談決裂は、同席したボルトン氏の“成果”とも指摘されてきた。ボルトン氏は、いかにしてトランプ大統領をコントロールしていたのか。

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source : 週刊文春 2025年4月10日号