9月7日、自民党総裁を辞任する意向を発表した石破茂首相。石破首相が舵取りを担った約1年間、闇献金3000万円の告白、商品券問題で明らかになった金銭感覚、外交での失態、“霊能力者”への心酔…などさまざまな事柄が週刊文春によって報じられきました。石破政権とは一体、何だったのか。記事で振り返ります。

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2024年10

首相就任直後に解散も…衆院選大敗 

公示前勢力から56議席減の191議席と惨敗を喫した自民党。首相と選対委員長の知られざる対立から、裏金候補たちの明暗、躍進した立憲民主党の裏事情まで――新聞・テレビが報じない衆院選の阿鼻叫喚を全部書く!

2024年11

初の外遊 態度が話題に

10月10日から11日に行われた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議。その会議での態度が話題となった。各国の首相が近くにいる中、携帯電話に目を落とす首相。「週刊文春」が入手した公文書とともにその実態が報じられた。

2024年12

官邸に赤澤ルーム 批判も

「異例なことに、総理執務室のある官邸5階にも“赤澤部屋”が設けられています。さらに大臣秘書官とは別に財務、経産、外務の官僚が付けられ、総理への様々な提言をまとめさせている。官房長官のような動きに、官邸の指揮命令系統上、問題だという声も出始めています」(官邸関係者)

2025年1

“霊能力者”に心酔

「我々にとっては伝説上の人物だからね。その人に会って、話を聞けるだけでも感動ものですよ」「特別な思い入れが彼にはある」

時の総理が「週刊文春」記者にそう言って憚らない存在とはーー。

2025年2

日米首脳会談

「これ以上ないというところまでやり切ったよ」

2月7日(現地時間)に行われた日米首脳会談。帰国後、満足気に周囲に手応えを語った石破茂首相(68)だったが……。

2025年3

商品券問題が発覚

新人議員15人に商品券10万円を配布していた石破首相。カネには清廉と見られてきたが、その実、一般国民とは大きく乖離した金銭感覚の持ち主だった。しかも、それは自身の政治資金、更には国家の予算編成にも及んで――。

2025年5

闇献金3000万円 元側近が証言

物心両面で石破氏を支え、総裁選では右腕として随行した元政治団体代表が重い口を開いた。「私は10年間、石破氏に闇献金をしてきました」――。

2025年7

参院選敗北 衆参で少数与党に

両院議員懇談会で多くの議員から続投に否定的な意見が出てもなお、石破茂首相は続投姿勢を崩さなかった。今後も党内政局の混乱は続き、政治的空白が生まれてしまう。それでも首相が頑なな背景には、いったい何があるのか。

2025年8

石破おろし 支持率は上昇

いま、石破内閣の支持率がうなぎ上りだ。8月22日から24日にかけて実施された世論調査(NNNと読売新聞)では、内閣支持率は先月から17ポイント増の39%に上昇した。

「裏金議員の多い旧安倍派を中心とした“石破おろし”の風が吹けば吹く程、首相を支持する世論の声が高まっている」(政治部デスク)

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source : 週刊文春