▶︎木下秘書が動画作成者に〈公選法には抵触しないですよね?〉
▶︎「音声に違和感」答弁の夜ワイン片手に「党首討論なら…」
▶︎高市が国会審議にイチャモン「なぜ質疑を止めないの」
▶︎国会で暴露「木下秘書の膵臓がん」に官房長官も困惑
▶︎「彼女は噓つき」安倍も呆れた「リウマチと言ったのに」
【高市陣営が作成した中傷動画問題】
「面識はない」「秘書を信じる」「音声に違和感」。中傷動画問題を巡り、国会の場で強弁に次ぐ強弁を重ねる高市首相。しかし、そんな首相の言葉こそ全く信用できない。なぜならば、「週刊文春」にはこれだけの証拠があるのだ!
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国会答弁でのイライラを“身内”に囲まれ、発散していたのだろうか。
6月5日夜、首相公邸には自民党の磯崎仁彦参院国対委員長ら参院国対幹部と、木原稔官房長官、佐藤啓官房副長官の姿があった。
この日、およそ3兆円に上る今年度補正予算が参院本会議で成立。和食ディナーで彼らを迎えたのは、公邸の主、高市早苗首相だ。
出席者の1人で、プロ野球選手時代は近鉄や巨人で活躍した石井浩郎参院国対委員長代行が明かす。
「総理は阪神ファンで私が元巨人ということもあり、野球のお話も楽しくできた。国対メンバーの労も労って下さいましたね」
かつて「お酒を飲む時間があれば仕事をしたい」と語っていた首相の手には、珍しくワインがあった。「熱も出ていて(予算)委員会が大変だったのよ」と愚痴をこぼしながらも、1対1の党首討論へと話題が及ぶと、こう訴えたという。
「総理の私から質問はできないの? できるんならなんぼでもやりたいけど」
それもそうだろう。自ら質問できない予算委員会の場では連日、徹底追及を受けていたのだから。
◇
「週刊文春」が5号連続で報じてきたのが、昨年10月の自民党総裁選と今年2月の衆院選で、高市陣営がライバル候補や野党を中傷する動画を作成し、SNSで拡散していた問題だ。この動画作戦を依頼したのは、首相の公設第一秘書・木下剛志氏。実際に作成・拡散を担ったのは、AIなどに詳しい起業家の松井健氏だった。

2人の関係についてはSMS(ショートメッセージ)のやり取りなど多数の証拠が残っていたが、高市首相は5月11日の参院決算委員会で「秘書も(松井氏と)面識はない」「秘書を信じます」と主張。報道内容を否定し続けてきた。

そんな中、6月4日発売号で報じたのが、木下氏と松井氏らのZoom会議の音声(「電子版」で配信中)だ。同日の衆院予算委員会で野党から「(音声は)木下秘書本人か確認したか」と質問が飛ぶと、首相は苛立たし気にこう答えた。
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source : 週刊文春 2026年6月18日号
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