コーヒーが好きだ。通と言ってもいいとさえ思う。もしコーヒー愛好家協会という団体があり、そこの理事長になってほしいという要請があれば、月給5万円以上もらえる閑職なら喜んで引き受ける用意がある(閑職なら運転手でも掃除係でもいい。運転免許はないが、仕事がないなら免許は不要だろう)。
実際、その資格はある。学生のころからコーヒーを欠かしたことはない。年老いて楽しみが減ったいまも、コーヒーは生活の重要な一部になっている。わたし自身より重要だと言っても過言ではない。
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source : 週刊文春 2022年11月03日号