おしゃれな部屋、生活感のないリビング、足の踏み場、というものについてはもうあまり考えないようにしている。思春期からずっと一緒にいる本たちに加え、まだ手も付けてない積読の山。服を掛けるラックはその重量に一度ぶっ壊れてしまったものだから、業務用のどでかいものに買い替えた。映えもへったくれもない。お菓子の空き缶は捨てずにとっておく癖があるし、ブランドの紙袋はいつか何かで使うに違いないとせっせと保管という名の貯蔵をしている。保管したことを忘れるのでほぼリス。しかし紙袋は芽吹かないのでエコでもない。このようにしっかり溜め込み魔な自覚のある私は、『無田のある生活』を読んでいると、なんかもう責められているようで……すみません捨てます!!!
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
キャンペーン終了まで
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
オススメ!期間限定
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2024年7月11日号