美容大手「東京中央美容外科（TCB）」が行う衝撃の“閉じ込め”商法「契約しないと出られない雰囲気で…」「100万円を請求」《医師、患者、カウンセラー、受付が連続証言》

「3時間、カウンセリング室に閉じ込められて、監禁されました。あの空間にいたら、洗脳されてしまい……」

　そんな衝撃的な証言をするのは、東京中央美容外科（TCB）で施術を行った患者のAさん（36）。一体、何が起きているのか――。

　美容外科大手・TCBで8月に起こった「新人看護師“100人クビ切り”」騒動。「週刊文春電子版」では2週にわたって、突然雇い止めを宣告された看護師たちの痛切な訴えや理不尽な罰金制度について報じてきた。

　しかし、抗議の声をあげているのはスタッフだけではない。「週刊文春」には、クリニックに来院した患者たちの告発も多く寄せられている。

数千円クーポンから100万円の契約に

　そのうちの一人、2022年夏に東京にあるTCBのクリニックを訪れたAさん。美容医療の経験はなく、初めて足を運んだクリニックがTCBだった。

「知識がなかったのでネットで色々と調べたら、小顔効果がある『エラボトックス注射』が、クーポンで数千円。これなら安いな、と」

　朝10時に来院すると、身体の気になる部位を紙に書かされ、輪郭や鼻にマルをつけた。ところが、しばらく経ってから現れたカウンセラーの女性は、想定外のことを聞いてきたという。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版＋雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める！

source : 週刊文春電子版オリジナル

最初から記事を読む