「10月から『今月1カ月間、毎日クリニックの監視カメラでスタッフをチェックし、ルール違反があれば雇い止めになる』といきなり通告されました。いつ“クビ切り”されるかわからないと、みんな戦々恐々としています」
そう訴えるのは、中部地方で働くTCB(東京中央美容外科)の現役スタッフ・Aさんだ。
美容外科業界第2位の大手・TCB(東京中央美容外科)の問題が、大きな波紋を呼んでいる。
同院で8月に突然起こった、新人看護師たちの“大量雇い止め”。「週刊文春」が9月4日、“クビ切り”宣告を受けた看護師たちの悲痛な訴えを報じると、スタッフや患者たちから、同院の「異常な経営実態」についての告発が続々と寄せられた。
スタッフ同士で給与の話をしただけで減給となる「謎の罰金制度」、患者を個室に長時間閉じ込めて契約を迫る「高額契約商法」、そして厚労省も問題視する「医療資格を持っていないスタッフによる麻酔行為」……。
こうした訴えについて、「週刊文春」はその都度、TCBに事実確認を求める質問状を送ってきたが、TCBからの回答はまだ一度も得られていない。
そして今回「週刊文春」に対して、TCBの恐るべきマネジメント手法に関する新たな告発が寄せられた。それが冒頭のAさんの発言である。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル