プロフィール

奥田 祥子

おくだ しょうこ

近畿大学教授/ジャーナリスト

米・ニューヨーク大学文理大学院修士課程修了。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得退学。読売新聞記者、慶應義塾大学SFC研究所上席所員を経て、2017年から近畿大学教授。博士(政策・メディア)。専門は労働・福祉政策、ジェンダー論、メディア論。日本文藝家協会会員。2000年代初めから、社会問題として俎上に載りにくい男性の生きづらさを追う。取材対象者一人ひとりへの最長で20数年に及ぶ継続的なインタビューを行い、「仮面イクメン」「社会的うつ」「無自覚パワハラ」など、斬新な切り口で社会病理に迫る。著書にベストセラーとなった『男性漂流 男たちは何におびえているか』(講談社)、『「女性活躍」に翻弄される人びと』(光文社)、『男はつらいらしい』(新潮社、文庫版・講談社)のほか、『社会的うつ うつ病休職者はなぜ増加しているのか』(晃洋書房)、『夫婦幻想』(筑摩書房)、『男という名の絶望 病としての夫・父・息子』(幻冬舎)などがある。近著に『シン・男がつらいよ 右肩下がりの時代の男性受難』(朝日新聞出版)。