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村瀬 秀信
2018/05/07

文春野球「コミッショナーだより」5月号

文春野球コラム ペナントレース2018

 こんにちは。文春野球のコミッショナー村瀬です。開幕から1カ月、プロ野球のペナントレースと同様、2年目の“文春野球”も初っ端から熱戦が続いております。

 おしらせです。文春野球のTwitterアカウントからはサンリオの「いちご新聞」呼ばわりされるこのコミッショナーだよりではありますが、月に一度ペナントの戦いを振り返ると共に個人タイトル各賞の発表や公示などを地道にしていきます。回覧板ぐらいの重要度です。主役は選手たちです。

 それではとっとと参りましょう。今月のおしながきです。

1、3・4月期の総評
2、3・4月期の個人タイトル
3、「文春野球フレッシュオールスター2018」のおしらせ
4、イベント開催決定

セ・リーグ「無敵艦隊巨人軍、ついに首位陥落」

 それでは3・4月期の総評です。まずはセ・リーグから。

1位 ヤクルト  17200HIT
2位 巨人    11521HIT
3位 横浜DeNA     8637HIT
4位 中日      5226HIT
5位 広島      5195HIT
6位 阪神      2929HIT
(4月30日現在)

 開幕戦から首位に立ったのは、昨年独走優勝を果たした巨人。今年も一度も首位から落ちることなく10月まで走るのかと思われました。しかしこの進撃を止めたのが“打倒死亡遊戯”を旗印に強力なメンバーを集めた東京ヤクルト。昨年まで監督を務めた真中満さん、同一軍投手コーチを務めた伊藤智仁さん、終身名誉チアとして動画までぶっ込んできた松嵜麗さんらのコラムは3000HITを上回る破壊力。その上、決定打となったのが長谷川監督による文春野球史上最高HIT数、24時間で6098HITを記録した『4.19広島-ヤクルト戦 ビジパフォ席で私が目撃した「あるトラブル」』。このコラムで宿敵巨人を逆転すると、そのまま5000HIT以上を引き離し、東京ヤクルトが単独首位に立つ波乱の幕開けとなりました。

 そのヤクルトに水をあけられたのが、不敗神話を継続してきた巨人。しかし今年も優勝候補にかわりはありません。さわるもの皆焼き払うプロ野球死亡遊戯監督のHIT乱れ打ちは今季も止まらず、対戦では開幕から負けなしの3連勝と走ります。さらに今季はチームメートに謎の覆面G‐マスク、元敏腕新聞記者のKameyamaさんが参戦。4月8日の初登板『菅野智之が大谷翔平に2倍以上の大差をつけている記録とは?』はその後も票を伸ばし続け、現在3200HIT越え。その2日後には“史上最速の巨人ファン”元陸上五輪代表の横田真人さんの『「足にスランプはある」巨人ファン最速の男・元陸上五輪代表が明言』が初コラム執筆にも関わらず1000HIT越えと健闘しました。

 3位は横浜DeNA。高森新監督の初登板となる『まるで経営者 DeNA・筒香嘉智の知られざるリーダーシップ』でヤクルト長谷川監督から開幕戦勝利を挙げると、4月10日には京急の魔女・西澤千央さんが『DeNA井納翔一は「炭坑のカナリヤ」だった』で3000HIT越えと、今季も存在感は抜けています。いぶし銀の活躍を見せたのが黒田創さん。『ベイスターズと新潟とNegiccoの深い関係』で隠し切れないNegicco愛をぶちまけ、前日に松嵜麗さんが初登板したこともあってか「今季の文春野球はそっちに行くのか」とざわつきました。そして4月22日には代打の凡人太郎さんが西澤さんと同じ井納をテーマに初登板。1300HITと実力を見せつけました。

 4位は中日ドラゴンズ。大山新監督の開幕戦初登板コラム『圧倒的Bクラス予想の中日 “史上最弱“からの逆転ストーリー』の熱すぎる激はあのヤフコメに賞賛コメントが並ぶほど、多くのドラゴンズファンの心を打ちました。そして続く4月7日、ゴールデンルーキーCBC若狭敬一アナウンサーの初登板コラム『ドラ1から打撃投手に 中日・野村亮介が体験したもう一つの「開幕1軍」』で、昨年の開幕から一度も首位を明け渡さなかった巨人をはじめて抜き、一時首位を奪取。同じくヘンリー鈴木さんも『中日のルーキー鈴木博志は、与田、森田の系譜を受け継ぐ本格派』で初登板。代打にはカルロス矢吹さんが登場して堂上直倫への愛を歌い上げ、初勝利を挙げています。

 5位は広島東洋カープ。思えば、杉作監督の開幕戦コラム『内川の笑顔で涙腺決壊 広島CS敗退の無念にやっと向き合えた日』から今季のカープは凄いことになるという空気がぷんぷん漂ってきました。元甲子園球児にして南海放送の不動明王・藤田勇次郎さんの『「英語は苦手です」 広島・アドゥワ誠がみんなに愛される理由』。イラストレーターにして高校の倫理教師オギリマサホさんの快作『広島・菊池涼介の「帽子のつば真っ平ら問題」を考える』。アニメーターであり漫画家の石田敦子さんによる『さらばタクローコーチ、さらば河田コーチ、さらば盟友の日々よ』。実家は赤井錦鯉センター、ガイナックス赤井孝美さんの『堂林翔太と、広島カープの「マイ王子」たちに愛をこめて』と、個性と武器と鯉への思い入れが際立った強力打線は今後の台風の目になっていくでしょう。

 そして6位の阪神。昨年担当した山田隆道さんが「関西では周りに阪神情報が多すぎてなかなかHITを押すアクションまで辿り着かない」と分析していたように、今シーズンもHIT数の面では引き続き厳しい戦いになりそうです。しかし、コラムの内容では負けていません。開幕のメッセンジャー、悩めるロサリオをテーマにしたMBSタイガースレポーターの市川いずみ監督、石崎剛、岩貞祐太をテーマにした“ナニワのれいちゃま”ことスポニチの遠藤礼記者の“現場の生の声を拾える”強力ツープラトンに加え、東京で虎軍奮闘するマツモトマイさんの『阪神・藤浪晋太郎は“ただのガラス”で終わらない』は情緒に訴える心に残るコラムでした。阪神ファンの皆さま、“HIT”という機能があることをお友達にも是非教えてあげてくださいね。