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辺野古めぐる安倍首相「サンゴ移植」発言 苦しい言い訳をまとめてみた 

「家庭内野党」の言い分は?

2019/01/12
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安倍晋三 首相
「沖縄の皆さんの気持ちに寄り添っていくことも大切ですし、理解を得るようさらに努力をしていきたい」

NHK『日曜討論』 1月6日

 サンゴ発言を行った直後の言葉がこちら。本当にそう思っているのなら、あらためて発言の真意を説明すべきだろう。なお、安倍首相は土砂投入の翌日、ゴルフ場で記者から質問が飛ぶと、苦笑いを浮かべて無言で立ち去ったという(朝日新聞デジタル 12月15日)。

「家庭内野党」の言い分は?

安倍昭恵 首相夫人
「本心を言うと、辺野古の飛行場も海の上には作らないでほしい。私は昔から海を守りたくて、それで東北の防潮堤建設にも反対しているんです」

『週刊現代』2015年6月13日号

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安倍昭恵首相夫人 ©JMPA

 こちらは森友問題の当事者となる前である2015年のインタビューより。記事のタイトルに「モノ言う『ファーストレディ』」、リード文に「自由すぎる総理夫人」とあるように、この頃は「家庭内野党」と持ち上げられることもあったが、今では公で何か発言すること自体がほとんどなくなってしまった。昭恵夫人は今でも辺野古への新基地建設に反対しているのだろうか?

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